「手帳」のすすめ~デジタル時代だからこそ輝く「紙の手帳」の使い方~

最終更新日:2025年12月17日

「手帳」のすすめ~デジタル時代だからこそ輝く「紙の手帳」の使い方~
秋~冬のこの時期、店頭には来年の手帳が数多く並んでいますね。
すでに使う手帳を決めている人、どんな手帳にしようか迷う人、「来年こそはきちんと手帳を活用しよう」と思いを馳せる人…
「スケジュールはスマホで十分管理できているし、今更紙の手帳なんて…」
という人もいるかもしれません。
しかし、一言で手帳といってもその使い方は様々です。

今回は、手帳の活用法とそれにあわせてテンプレートをご紹介します。

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手帳を使う目的とは

手帳の使い道は予定を管理するだけではありません。
工夫次第でいろいろな使い方が可能です。
スマホがあれば何でも管理できる時代、予定も記録もメモも、アプリに放り込んでおけば忘れる心配はありませんが、紙に手で直接書き込むことで思考を整理できるというメリットもありますし、手書きすることで脳全体が活性化し、記憶定着率が高いという研究結果もあります。
自分の好きなように字を書き、線を引き、メモやシールを貼り、お気に入りのページを作る。
紙の手帳は「趣味」としても成立するのです。

手帳の活用方法

定番のスケジュール管理、メモ帳、ToDoリスト、ライフログなど目的によって使い方は様々。
実際に活用する場合のアイデアをいくつかご紹介します。

予定管理

未来の計画・予定を管理する定番の使い方です。
1週間、あるいは1か月を見開き一発で俯瞰できるのも手帳の良いところです。
予定を書いておいて、細かい時間などはスマホで設定する、というハイブリッドな使い方もおすすめです。

一言日記

たくさん書くのは苦手という方もまずは一言、1行から。
「今日はいいことがあった」「夕飯が●●だった」等、気軽に、書けることを書いていきます。
どうしても書けないとなったらシールを貼るだけでもOK。ハードルを下げると続けやすくなります。
書きたいことが増えてきたら3行日記にしたり1日1ページ書いたりと柔軟にフォーマットを変えてみましょう。

ライフログ

旅行メモ、カフェリスト、読んだ本や観た映画の記録etc… 
お気に入りのシールや推しの写真、美術館のチケット、目を引いたチラシなどお気に入りのものをどんどん貼っていく自分の好きなものをひたすら集めた「趣味コレクションのページ」を作ってみるのもおすすめです。
カテゴリごとに分けるか、分けずにまとめてどんどん書いて貼っていくかはお好みで。

やりたいことや目標を可視化

ウィッシュリストで行動のきっかけを作っていく使い方です。
すぐに実現できそうな項目をとにかく書き出していくのがポイント。

週ごとに区切って目標を立て、予定と成果を1週間ずつ可視化する使い方もあります。

目的に合わせた手帳を選ぶ

サイズやレイアウトも重要です。
また、システム手帳かノートタイプ(綴じ手帳)かも好みで分かれてくるかと思います。
自分が使いやすいと思うものを選びましょう。

【主なサイズ】

  • A5(210×148mm)
  • B6(182×128mm)
  • 文庫サイズ(A6)(148×105mm)
  • バイブル(170×95mm)
  • M6(ミニ6)(126×80mm)
  • M5(マイクロ5)(105×62mm)

気軽に持ち歩いて使うならM6やM5などのコンパクトサイズや文庫サイズ、たくさん書けて携帯もしやすいバイブルサイズ、家に置いて使うA5サイズなど、持ち運びと記入量で検討すると良いでしょう。

【主なレイアウト】

・マンスリーブロック

・ウィークリー 週間レフト

・ウィークリー バーチカル

1日1ページタイプやウィークリーブロックタイプなど、そのほかにも様々なタイプがあります。
日付が入っていないタイプはいつからでも好きな時に始められます。
無地のノートを好みのレイアウトにカスタマイズして使うこともできます。
書きたい内容に合わせて選ぶのがポイントです。

好きな使い方で生活に「手帳」を取り入れる

「紙の手帳なんて久しぶり」という方も、
「手帳を使ってみよう」と毎年思いながら使い続けることができないという方も、
まずは1ページから、手帳生活を始めてみませんか?

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