名刺のテンプレート紹介
保有資格+写真
資格をたくさん保有している方はこちらの名刺裏面テンプレートをご利用ください。あなたの顔写真と、保有資格が列記できます。
士業、各種コンサルタント、コーディネーター、インストラクターなど専門職の方におすすめです。
最終更新日:2018年07月11日
言うまでもなく、名刺は初めて会った人と挨拶を交わすときに、「私はこういう者です」と自己紹介するツールです。
企業の社員であれば、名前の上に会社名や部署、役職などが書かれているのが通常で、会社やその人のポジションを示す役割があります。
初対面でも名刺交換という習慣があることによって、自然に挨拶ができますし、交流会の場などでも、「とりあえず名刺交換だけでも」といった形で簡単に他人にアプローチができます。
名刺にはそうした便利な側面がある一方、交流会などでの名刺交換の場で、気まずい思いをしたことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか。すなわち、名刺を交換したものの、お互い受け取った名刺を見ても適当なコメントが見つからず、沈黙が流れてしまうというシチュエーションです。
すでにその日の議題が決まっている商談であればそれでも話は進むかもしれませんが、人脈作りの場であれば、それではうまくいきません。
こうした気まずい空気は、名刺の作り方を工夫することで解消できます。もらった相手がそれを見てコメントをしやすいような仕掛けを作っておくのです。
たとえば、出身地や出身校など誰でもが持っているものを入れておくと、「ご出身は〇〇なのですね、私は・・・」など、相手がコメントしやすくなります。変わった趣味など、相手が思わず突っ込まずにはいられないようなことを記載しておくのも面白いでしょう。
名刺の紙やデザイン自体を斬新なものにしておけば、それだけで話題にせずにはいられません。
このように、少しの遊びゴコロを入れておくだけで、初対面での沈黙を避けることができます。それだけでなく、名刺をきっかけに軽いコミュニケーションが取ることでお互いに打ち解け、関係を築く第一歩となるのです。
さらに、デザインや内容を作り込んだ名刺を作れば、それは立派な営業ツールにもなり得ます。もちろん、目の前ですぐに仕事につながることは少ないです。ただ、日本人は名刺を丁寧に扱う文化を持っており、渡した名刺は多くの場合相手のフォルダに保管されます。
名刺に仕掛けを作っておくことで、相手の然るべきタイミングで思い出してもらうことができ、仕事の話が巡ってくることがあるのです。
営業も事務もすべてを一人でおこなわなければならない個人事業主にとっては、名刺が効果的な営業活動をしてくれるか否かで、仕事の効率は大きく変わってきます。
名刺を単なる自己紹介ツールとしてではなく、大切な営業ツールと捉え、最大限活用しましょう。
個人が事業をおこなう上で、名刺を効果的に活用するためのポイントは大きく分けて3つあります。
個人ビジネスを展開するのであれば、名刺に顔写真を入れるのは必須であると言えます。
仕事を依頼してもらうには、相手に自分の存在を覚えてもらうこと、親近感を持ってもらうことが必要だからです。知らない人に仕事を頼む人は誰もいません。
名刺交換をしただけで顔と名前を覚えられるという人は稀なので、後で名刺を見返したときに認識してもらいやすくするためには、顔写真を入れておくのが効果的なのです。
そうすることで、名刺がフォルダに入れられた後も、その人がフォルダを開く度に何度も顔写真が目に入り、知らないうちにあなたのことを覚えてもらえる可能性もあります。
また、一度に多くの人と名刺交換をする展示会や交流会においては、ともすると、「あの話をした人は誰だっけ?」ということにもなりかねません。そんな時、顔写真があれば、「この人だ」と思い出しやすくなります。
このように、とても大切な役割をする顔写真ですが、名刺に入れている人は多くありません。そのため、他の人の名刺と差別化して、目を惹かせるためにも顔写真は大変効果があると言えます。
名刺を効果的な営業ツールとするために最も重要なポイントは、名刺を渡す目的、つまり名刺によって伝えたい内容や、受け取った人に起こしてほしいアクションを、明確にしておくことです。
どんなアクションを促すかには、正解があるわけではありません。「自分という人間をよく知ってほしい」「事業内容を知ってほしい」「お店の場所を知ってほしい」「著書があることを知ってほしい」「ホームページを見てほしい」「Facebookで友達になってほしい」など、目的は人それぞれで良いのです。ただ、伝えたいことや目的が曖昧だと、結局は何も伝わらない、何のアクションも起こしてもらえないただの紙切れになってしまいます。
名刺という限られたスペースの中で確実にあなたのことを相手の心に残すには、目的をしぼり、わかりやすく表現することが必要になります。
名刺という小さなスペースの中では、事業内容や人柄の一端を見せることはできても、すべての魅力を伝えるのは難しいでしょう。また、名刺交換をした時点では、相手にとってあなたは「よく知らない人」なので、すぐに仕事を依頼するほどの信頼までは得られない、ということがほとんどです。
ただ、名刺交換の後しばらく会わなくても、あなたの仕事内容や人柄を知ってもらうことができるツールがあります。それがSNSです。
個人事業において、今やSNSの活用は欠かせません。ホームページはよほどあなたの仕事に興味のある人しか見てくれない可能性がありますが、FacebookやツイッターなどのSNSであれば、より気軽にのぞいてもらうことができます。
個人事業をおこなう場合は、ブログやSNSといった自分のメディアを持ち、名刺にもそこへの誘導を図るものを入れておくようにしましょう。
ちなみに、名刺にWebへの誘導を入れる場合、URLをそのまま入れるのはあまりおすすめしません。細かいアルファベットをひとつひとつ入れていくのは手間です。そこで、検索窓風にキーワードを記載するか、QRコードを印字しておく方が、相手に見てもらいやすくなります。
名刺の表面は社名や屋号、名前、顔写真、連絡先などの情報でシンプルにまとめる方が良いでしょう。オリジナリティを出すには裏面を活用して、効果的な「営業名刺」を作り上げましょう。
名刺の裏の活用事例と、それに対応するテンプレートをいくつかご紹介します。
まずあなたという人を理解してもらうためには、簡単なプロフィールを記載しておくのが効果的です。個人事業主の場合、プロフィールには出身地や経歴、保有資格だけでなく、今その仕事をするに至った経緯や、お客様に対する想いなどを入れるようにしましょう。
資格をたくさん保有している方はこちらの名刺裏面テンプレートをご利用ください。あなたの顔写真と、保有資格が列記できます。
士業、各種コンサルタント、コーディネーター、インストラクターなど専門職の方におすすめです。
どんなことができるのかを知ってもらうためには、事業内容を記載しておくのも大切です。特に、肩書だけでは何をしているのかよくわからない人や、事業範囲が多岐に渡る人は、できることをわかりやすく並べておくと良いでしょう。
事業内容と事業所を列記するタイプの名刺裏面テンプレート。項目名が青文字になったカラー版です。
事業内容を書いておくと、取引のない相手がその名刺を見返したときに、あなたの会社のことを思い出しやすくし、また、お客様との商談の際に「こんなこともやっていたの?」と、話が広がる可能性も。
複数の事業を展開し、事業所が各地にある会社におすすめです。
2つの異なる事業を展開している会社におすすめ。
事業内容を説明する枠が2つあり、ライトグリーンの背景で見やすい構成になっています。枠内には、それぞれについて説明文や具体的内容が入れられます。
一番下にはキャッチフレーズを入れてご利用ください。
事業内容を紹介した後、相手がアプローチしてくれるよう、赤い文字で目立つように「お見積り無料」の文字を入れた名刺裏面テンプレートです。
各種コンサル、不動産査定などにご利用ください。
あえて空白を作っておいて、相手に渡す際に手書きでメッセ―ジを入れたり、自分についてのメモを書き込んでくださいと促したりするのも面白いでしょう。手書きの文字は何よりのインパクトになります。
名刺裏面をメモとして利用するためのテンプレートです。
使い方はいろいろ。不在時、取り次ぎをお願いする際にメッセージを書いて渡したり、受け取った側が忘備録メモとして利用することも可能です。
名刺の作成はデザイナーなどのプロに依頼すれば、かっこいいものができますが、費用もかかります。テンプレートBANKでは、デザイン技術がない人でも気軽にオリジナルの名刺が作れるテンプレートをご用意しています。
名前を入れる表面だけでなく、裏面もさまざまな形で活用していただけるようラインナップしていますので、ぜひご活用ください。
■参考書籍
『1秒で10倍稼ぐありえない名刺の作り方』高木芳紀/インフォトップ出版
名刺裏面を有効に活用するためのテンプレートです。会社の事業内容やサービス、事業所の紹介や、士業・コンサル・インストラクターなど専門職の方用には保有資格や写真、また、店舗・サロン・教室用には無料お試しクーポンやご紹介キャンペーンなど、様々な裏面デザインをご用意しています。
編集は無料のWebアプリを使って簡単にできます。ベーシックな明朝・ゴシック体のほか、隷書体、行楷書体、浪漫明朝など様々なフォントが使えます。