仕事の効率を考える-15分仕事術のススメ

最終更新日:2023年12月04日

仕事の効率を考える -15分仕事術のススメ-
「忙しくて全然時間がとれないよ!」「1日が30時間あればいいのに!」
そんなことを言った覚え・・・誰にでもありますよね?

「時間は誰にも平等で与えられている資源」という話はよく聞きます。確かに誰もが1日=24時間という時間を持っています。東京の人が23時間で、大阪の人が24時間ということはありませんし、名古屋の人が20時間ということもありません。皆が24時間持ちです。

そうなると、「時間がない」か「時間がある」かは、その人次第。置かれている立場や状況次第ということになりますね。

では、時間というものは、「あるか」「ないか」だけなのでしょうか?実は違います。時間というものは、「作る」か「作らない」か、で違ってきます。時間を作れば時間は「あり」ますし、時間を作らなければいつまでたっても「ない」状態が続きます。

ここでは「ではどうやったら時間は作ることができるのか?」のヒントをご紹介しましょう。
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仕事と時間、どうやって割り当てる?

皆さんは、仕事と時間、どうやって割り当てていますか?

・Aの仕事は2時間
・Bの仕事は2日
・Cの仕事はたぶん半日・・・。

こういうイメージで仕事を片付けようとすると、なかなか思うように進みません。それは、2時間の空きがなければAという仕事に着手しませんし、Cの仕事は半日空かないと手をつけないことになります。すると、「今日はもう時間がないから、Cの仕事は明日にしよう・・・」となります。本当は1時間ほどまだ時間があったとしても・・・です。

仕事に時間を割り当てているのですね。

ここで発想を逆転してみましょう。時間に仕事を割り当てるのです。

・15分で出来る仕事は DとE
・1時間で出来る仕事は FとG
・3時間かかる仕事は・・・? HとJ
という具合です。

「15分仕事術」とは

そして、ここからがミソです。この1時間を「15分×4マス」、3時間を「15分×12マス」として考えます。
つまり、15分単位で仕事を割りつけるのです。

15分(1マス)あれば、これとあれができる。45分(3マス)あれば、あの仕事のここまではできる・・・。自分が15分で何をどこまでできるか?をイメージして知っておきましょう。

すると、今度は5分という時間がとても貴重に感じられます。15分仕事の1/3ができる時間が5分。そして、5分の雑談や5分の電話の会話がすごくもったいなく感じるようになればシメタものです。

ゲーム感覚で仕事を片づけよう!

あれこれたまっていた仕事や作業を「15分1コマ」としてどれだけやれるか?に挑戦してみると、どんどん集中力が増していきます。そして、たまっていた一つ一つの作業がどんどん終わっていくのを目の当たりにすると、「よし!これもできた!」「あ、こっちも終わったよ!」となって、どんどんやる気が上がっていきます。

そのうち、「この仕事は15分×4マスでできると思っていたら3マス(45分)でできた!」となれば、仕事もどんどんスピードアップするし、なんなら余った15分間をコーヒータイムにする・・・なんていうご褒美作戦もよいかもしれません。

そうやって「15分で何をどこまでできるのか?」を、自分でゲーム化するのも面白いですよ!

執筆者情報

橘高総合広告研究所 代表 橘高唯史(中小企業診断士・フリーライター)
大手百貨店系通信販売カタログのディレクター業務に20年携わり、そこで培った「売れる理由」を体系化して2017年にコンサルタントとして独立。現在は公的機関の経営相談員やセミナー講師を務める一方、ライターとして執筆活動も行なっている。
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