寒中見舞いで年賀状じまい-文例とテンプレート紹介
最終更新日:2024年12月19日

高齢のため、郵便料金の値上げを機に、また、準備する手間や費用等々が負担で…など、年賀状じまいをする理由は様々です。
一般的には、年賀状に「今年限りで年賀状をやめます」と書き翌年からは出さないという形が多いかと思いますが、年賀状は出さず、届いた方にだけ寒中見舞いで「年賀状じまいをしました」と伝える方法もあります。また、喪中で年賀状が出せなかった場合も、寒中見舞いで年賀状じまいを伝えられます。
このほか、新年を迎えるタイミングで年賀状をやめますとは伝えづらい…と思っている方も、寒中見舞いでお知らせするのがおすすめです。
本記事では、寒中見舞いで年賀状じまいを伝えるための例文とテンプレートを紹介します。
寒中見舞いで年賀状じまいを伝える場合のポイント
寒中見舞いは「松の内」を過ぎた1月8日以降から「立春」の前日(節分・2月3日頃)までに届くようにします。
冒頭でいきなり年賀状じまいについて切り出すのではなく、通常の寒中見舞いと同じように挨拶から入りましょう。
年賀状じまいをする場合、相手に不安を抱かせたり失礼があったりしないようにきちんと理由を書くことが重要です。
「年賀状じまい」という言葉を知らない方もいらっしゃるかもしれませんので、「年賀状を送るのをやめる」ことをはっきりと明確に伝えましょう。
年賀状じまいの理由のほか、年賀状は出さなくても付き合いをやめるわけではない旨を伝えるため「今後はメールやSNSでの近況報告をさせていただきます」等、代替手段を書いておくとよいでしょう。
時代の流れに沿ってやめる場合
このたびは丁寧な年賀状をありがとうございました
さて 事後のご報告となってしまいまして申し訳ございません
時代の移り変わりもあり 今年から年賀状によるご挨拶を控えさせていただきました
これからもSNSやメールを通じて近況をお伝えしたり
交流が続けられれば嬉しく存じます
寒さ厳しき折どうぞご自愛くださいませ
高齢が理由の場合
ご丁寧な年賀状をいただきありがとうございました
私も今年で○歳になり 高齢のため筆をとるのが難しくなってまいりましたので
年始のご挨拶を失礼させていただきました
ご無礼をどうかお許しください
今後とも変わらずお付き合いをいただければ幸いです
寒さ厳しき折 くれぐれもご自愛ください
多忙が理由の場合
素敵な年賀状をありがとうございました
ご挨拶が遅れ申し訳ありません
年末年始が多忙ということもございまして
今年から年賀状を辞退させていただくことにいたしました
とはいえ 今後とも変わらずお付き合いをいただければ幸いです
寒い日が続きますが お体大切にお過ごしください
一般
ご丁寧な年賀状をいただきありがとうございました
皆様良い年を迎えられたとのこと なによりとお慶び申し上げます
おかげさまで私どもも変わりなく過ごしております
さて 誠に勝手ながら今年から年賀状でのご挨拶を失礼させていただきました
これからはメールやSNSで近況報告ができればと存じます
今後とも変わらずお付き合いいただければ幸いです
本年もどうぞよろしくお願いいたします
寒中見舞いで年賀状じまいを伝えるテンプレート
テンプレートBANKでは、年賀状じまいテンプレートを無料でご利用いただけます。
PCやスマホ、タブレットでWebアプリを使って編集できるほか、WordファイルやPNG画像をダウンロードすることもできます。
Wordテンプレート・PNG画像には、寒中見舞いのご挨拶のあとに今年年賀状じまいをしたことを伝える文面が入っていますが、Wordなら削除して文面を書き換えることもできます。
そのほかにも、『年賀状プリント決定版』の『寒中見舞いテンプレート』で様々な寒中見舞いデザインをご用意しております。
テンプレートBANKの「年賀状じまい挨拶状テンプレート」と同様に、Webアプリ・Wordファイル・PNG画像で編集できます。
「寒中見舞いの文例」を参考に、お好みのデザインで「年賀状じまいを伝える寒中見舞い」を作ることができます。
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ぜひご活用ください!