プレゼンを成功させる企画書の書き方-中核から書き始める

2017年12月22日

プレゼンを成功させる企画書の書き方 -中核から書き始める
当サイトのコラムに「わかりやすい企画書・資料作りのための6つのコツ」(KK氏)というのがありますが、私のやり方は少し違います。

私は、企画書を作成するとき、中核のページから作り始めます。それも、タイトルはなしで、いきなり箇条書きから始めます。もちろん、パワーポイントに直接、です。

まず、企画の「曖昧さ」をあぶりだす

なぜ中核のページから書き始めるのかというと、おおよその構想がまとまって企画書作成に着手した時点では、自分が主張したいことが固まっているように思えても、意外に曖昧であることが多い。だからとにかくディスプレイの上に書いて並べてみる。今思っていることを吐き出す、というイメージです。
そうすると、論旨が曖昧でつながっておらず、矛盾を生じさせていることが分かります。
どこかすっきりしないまま心の隅に放置していて、いよいよそれを採りださなければならなくなっている状態。ネットなどで公開されている情報はあるはずだが調べきっていない状態。あるいは、あまりにも一方的な論旨で周辺をおさえきいっていないので、すぐに見抜かれ却下を喰らうであろう状態・・・そういったことが見えてきます。

「曖昧さ」をつぶしながら企画を組み立てる

このように、中核から作り始めることで、様々な「曖昧性」が認識できます。そして、その曖昧さをなくすために資料を集め、情報やデータをあたりながら企画書を組み立てていきます。この段階になるとグラフや表や図が登場し、論旨を誘導してくれます。

定石通りトップダウンで進めてしまうと、曖昧性や矛盾を置き去りにしたまま論旨を運んでしまって穴だらけの企画書になったり、後付けの資料によって脈絡が見えない企画書になってしまいます。

表やグラフで論旨を誘導

弱点をおさえてプレゼンを成功させる

作り始めた中核のページが仮説となって、その周辺の情報、データを調べて裏付けを取ることによって説得力を高めていく。

一方で、このような手順をふむと、時には最初の想定とまったく真逆な結論になることもあります。つまり、Aを推薦しようとしているのに、Aはダメだという結論になってしまうこともあるのです。
このときの処方箋は簡単です。本番のプレゼンの場で出るであろう反論を先におさえているわけですから、想定問答の一つとして完成させておいて、本来のAを推薦する企画書を別途組み上げるのです。今度は着地が決まっているので、前述のKK氏のコラムで説かれている手法で、すっきり構成を組み立てて企画書を作成することができます。

プレゼンテーション

ところで、「ダメだという結論が出ているのに、それを推薦するの?」という疑問がわくかもしれませんね。
この問いに対して、私のかつての上司はこう言いました。
「スタッフは白いと思っても、黒で提案しろと言われたら黒で提案しなければいけない。」

企画そのものを却下するという選択ができればよいのですが、それが許されない場合もままあります。
そのような場合は、諦めず、前向きに考えましょう。
弱点を把握し、それに対する防御策を備えておくことができれば、敵を突破しやすくなる。つまり、企画は通りやすくなるのです。

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