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マクセル(エイブリィマクセル)対応テンプレートの使い方
-Adobe(R) Illustrator(R) CS2 for Macintosh(R)-
2014年2月
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はじめに
テンプレートについて
1. テンプレートを開く
2. 用紙設定をする
3. レイヤーを追加する
レイヤー名を変更するには
レイヤーの重なり順を変更するには
4. 文字を入力する
色々な形のオブジェクト内に文字を入力するには
色々な形のパスに沿って文字を入力するには
文字の縦書き/横書きを変更するには
5. イラストや写真を挿入する
6. オブジェクトを変形する
オブジェクトを拡大/縮小するには
オブジェクトの位置を変更するには
オブジェクトを回転するには
オブジェクトを反転するには
オブジェクトの重なり順を変更するには
7. 印刷前の準備
テンプレートのレイアウトと印刷可能領域について
8. 印刷する
印刷に関する注意事項について
印刷がずれた場合の位置調整について
このページについて



■ はじめに

◆テンプレートについて
Templateレイヤーはロックをかけて、印刷をしない設定になっていますので、データを作成する時は、新規レイヤーを追加してください。
ラベル枠やミシン目などの線は、ガイドにしてあります。
塗りと線を「なし」にした、用紙サイズのパスを作成してあります。
トンボは[オブジェクト]で作成していますので、必要であれば[トリムマーク]で作り直してください。

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1.テンプレートを開く
(1) ダウンロードしたファイルが圧縮されている場合はこれを解凍します。
圧縮していない場合は次へ移ってください。
※StuffIt Expander5.1J以上が既にインストールされている場合は、ダウンロード後自動的に解凍が行われます。 もし、自動解凍されない場合は、手動で解凍してください。
(2) StuffIt Expanderで指定した場所に、テンプレートファイル(〜.ai)が保存されますので、これをダブルクリックしてテンプレートを開きます。
※ファイルがロックされているため、上書き保存ができませんので、別名で保存してから編集してください。

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2.用紙設定をする
[システム環境設定]−[プリンタとファクス]でプリンタを選択します。
次に、["ページ設定"のデフォルトの用紙サイズ]で、使用する用紙のサイズを設定します。
※使用する用紙のサイズが、プリンタの用紙サイズの選択項目にない場合は「ユーザー定義サイズ」で用紙サイズを設定してください。用紙を横向きに印刷する場合は、印刷方向を「横」にしてください。
※用紙設定を忘れると、印刷の際に用紙からずれて印刷されますので、必ず用紙サイズを設定してください。

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3.レイヤーを追加する
「Template」レイヤーにはロックをかけてありますので、レイヤーを追加してから編集します。
レイヤーパレット下部にある[新規レイヤーを作成]ボタンをクリックすると、レイヤーが追加されます。
※レイヤーパレットが表示されていない場合は、[ウィンドウ]メニューの[レイヤーを表示]をクリックしてください。
※オブジェクトのまとまり毎にレイヤーを作成することをお勧めします。オブジェクトの上下を簡単に入れ替えることができ、それぞれの表示・非表示や印刷ができます。

▼4.文字を入力する へ進む

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◆レイヤー名を変更するには
1 レイヤーパレットのリストで、名前を変更したいレイヤーをダブルクリックします。
2 [レイヤーオプション]ダイアログボックスが表示されますので、「名前」を変更して、[OK]ボタンをクリックします。

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◆レイヤーの重なり順を変更するには
1 レイヤーパレットのリストで、順番を入れ替えたいレイヤーをクリックします。
2 クリックしたまま上下にドラッグすると、レイヤーの挿入位置が太い線で表示されますので、ご希望の位置に来たところでマウスを離します。

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4.文字を入力する
(1) ツールボックスの[文字ツール]をクリックします。
(2) 文字を入れたい位置をクリックするとカーソルが点滅するので、文字を入力します。
※文字ツールでオブジェクトのパスをクリックすると、そのオブジェクト内やパス上に文字が作成されますのでご注意ください。
(3) 文字設定パレットで、フォントの種類や文字サイズ、行送り、文字間隔などの文字属性を設定します。
※文字設定パレットが表示されていない場合は、[ウィンドウ]メニューの[書式]−[文字]をクリックしてください。
(4) 段落設定パレットで、行揃えやインデントなどの段落設定をします。
※段落設定パレットが表示されていない場合は、[ウィンドウ]メニューの[書式]−[段落]をクリックしてください。

▼5.イラストや写真を挿入する へ進む

▼6.オブジェクトを変形する へ進む

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◆色々な形のオブジェクト内に文字を入力するには
1 ツールボックスの[エリア内文字ツール]をクリックします。
2 オブジェクトのパス上をクリックすると、オブジェクトの左上にカーソルが点滅するので、文字を入力します。
※この操作を行なうと、オブジェクトに設定されていた塗りや線の設定は解除されますので、ご注意ください。設定をやり直しても、それは文字のみに適用されます。

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◆色々な形のパスに沿って文字を入力するには
1 ツールボックスの[パス上文字ツール]をクリックします。
2 オブジェクトのパス上をクリックすると、オブジェクトの左上にカーソルが点滅するので、文字を入力します。
※この操作を行なうと、オブジェクトに設定されていた塗りや線の設定は解除されますので、ご注意ください。設定をやり直しても、それは文字のみに適用されます。

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◆文字の縦書き/横書きを変更するには
1 [選択ツール]で向きを変えたい文字をクリックして、選択状態にします。
2 [書式]メニューの[組み方向]−[縦組み]または[横組み]をクリックします。

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5.イラストや写真を挿入する
(1) [ファイル]メニューの[配置]をクリックします。
(2) ダイアログボックスで目的の画像データを選択し、[配置]ボタンをクリックします。
※画像データを埋め込む場合は、「リンク」のチェックを外してください。
※画像データを置き換える場合は、あらかじめ[選択ツール]で置き換えたい画像をクリックして選択状態にしておき、「置換」にチェックを入れます。
(3) 画像が挿入されますので、大きさや位置を調節します。
◆オブジェクトを拡大/縮小するには
◆オブジェクトの位置を変更するには

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6.オブジェクトを変形する
図形や文字、画像の大きさや位置などを変形します。

▼7.印刷前の準備 へ進む

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◆オブジェクトを拡大/縮小するには
1 [選択ツール]で拡大/縮小したいオブジェクトをクリックして、選択状態にします。
2 オブジェクトの周囲にある□のいずれかをドラッグして、大きさを調節します。
このとき、Shiftキーを押しながら□をドラッグすると、縦横比を保持したまま拡大/縮小できます。
※拡大/縮小率を指定したい場合は、ツールボックスの[拡大・縮小ツール]をダブルクリックすると、[拡大・縮小]ダイアログボックスが表示されますので、比率を入力し、[OK]ボタンをクリックします。

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◆オブジェクトの位置を変更するには
1 [選択ツール]で位置を変更したいオブジェクトをクリックして、選択状態にします。
2 マウスを使ってオブジェクトをドラッグするか、矢印キーを使ってオブジェクトの位置を調節します。
※用紙のミシン目やラベル枠などのガイドにスナップしたい場合は、[表示]メニューの[スマートガイド]を選択し、チェックを入れてください。
スナップの範囲を広げたい場合は、[Illustrator]メニューの[環境設定]−[スマートガイド]を選択し、[環境設定]ダイアロブボックスで、「スナップの許容値」を大きくしてください。

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◆オブジェクトを回転するには
1 [選択ツール]で回転したいオブジェクトをクリックして、選択状態にします。
2 ツールボックスの[回転ツール]をクリックします。
3 回転の中心となる原点を指定したい場合は、原点の位置をクリックします。
※指定しなければ、オブジェクトの中心になります。
4 マウスポインタを原点から離して、円を描くようにドラッグします。
このとき、Shiftキーを押しながらドラッグすると、45度単位で回転できます。
※角度を指定したい場合は、ツールボックスの[回転ツール]をダブルクリックすると、[回転]ダイアログボックスが表示されますので、角度を入力して、[OK]ボタンをクリックします。

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◆オブジェクトを反転するには
1 [選択ツール]で反転したいオブジェクトをクリックして、選択状態にします。
2 ツールボックスの[リフレクトツール]をクリックします。
3 反転の中心となる原点を指定したい場合は、原点の位置をクリックします。
※指定しなければ、オブジェクトの中心になります。
4 もう一度クリックすると、その位置と原点を結ぶ線を軸にして、オブジェクトが反転します。
※角度を指定したい場合は、ツールボックスの[リフレクトツール]をダブルクリックすると、[リフレクト]ダイアログボックスが表示されますので、リフレクトの軸を入力して、[OK]ボタンをクリックします。

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◆オブジェクトの重なり順を変更するには
1 [選択ツール]で入れ替えたいオブジェクトをクリックして、選択状態にします。
2 [オブジェクト]メニューの[重ね順]から、ご希望の位置を選択します。
※この操作による入れ替えは、レイヤー内での移動になります。

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7.印刷前の準備
データ作成時とは異なるパソコンで印刷する場合は、フォントが置き換えられることがありますので、文字のアウトライン化を行ってください。
(1) アウトライン化すると文字の変更ができませんので、以下の方法で複製を作成します。
1. レイヤーパレットを表示して、アウトライン化したい文字のあるレイヤーを[新規レイヤーを作成]ボタンまでドラッグし、レイヤーのコピーを作成します。
2. コピー元のレイヤーの左端にある目玉のアイコンをクリックして、非表示にします。
(2) [選択ツール]で複製のレイヤーにある文字をクリックし、選択状態にします。
(3) [書式]メニューの[アウトライン作成]をクリックします。
※アウトラインが保護されたフォントはアウトライン化できません。
※文字を編集し直す時は、レイヤーパレットのリストで、アウトライン化をしたレイヤーを削除し、元のレイヤーの左端をクリックして再び目玉が表示された状態にして、編集します。

▼8.印刷する へ進む

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◆テンプレートのレイアウトと印刷可能領域について

 

お手持ちのプリンタの種類によって、用紙の印刷可能領域が異なります。
アートボードの内側に表示されている点線が印刷可能領域になりますので、それより内側に収まるようにしてください。
テスト印刷の時にも、入力データが印刷可能領域に入っているか、ご確認ください。
※特に用紙下部ではぎりぎりまで文字や画像を配置すると印刷可能領域からはみでて、印刷が切れることがありますので、ご注意ください。

※印刷可能領域の点線が表示されていない場合は、[画面]メニューの[プリント分割を表示]をクリックしてください。

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8.印刷する
印刷します。
※お手持ちのプリンタによって印刷の位置合わせが必要な場合があります。印刷の前に必ず、テスト印字用紙または同じ大きさの紙に印刷し、微調整を行ってください。テスト印字用紙はコピーしておくと次回の印刷時にもお使いいただけます。
※両面印刷が可能な用紙で裏面を印刷する場合は、表面と上下が逆にならないよう、給紙方向にご注意ください。

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◆印刷に関する注意事項について
プリンタドライバでの用紙種類や用紙サイズ・プリンタへの用紙の挿入方向の設定は、商品に付属している取り扱い上のご注意等でご確認ください。特殊な紙質やサイズの用紙については特にご注意ください。

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◆印刷がずれた場合の位置調整について

お使いのプリンタによっては、印刷の位置合わせが必要な場合があります。
必ず用紙に印刷する前にテスト印刷を行い、もしも印刷がずれてしまった場合には、以下の方法で印刷位置の調節をしてください。
1 [選択]メニューの[すべてを選択]をクリックします。作成したオブジェクトが全て選択された状態になります。
2 [オブジェクト]メニューの[変形]−[移動]をクリックします。
3 [移動]ダイアログボックスで、移動距離を入力し、[OK]ボタンをクリックします。
(例1)印刷が右に2mmずれたときは、次のように入力します。
水平方向:-2mm 垂直方向:0mm
(例2)印刷が上に3mmずれたときは、次のように入力します。
水平方向:0mm 垂直方向:-3mm
(例3)印刷が左に4mm、下に5mmずれたときは、次のように入力します。
水平方向:4mm 垂直方向:5mm
※Templateレイヤー上にあるラベル枠やミシン目のガイドは移動しません。

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■このページについて
このページでは、マクセル(エイブリィマクセル) の用紙に対応したテンプレートファイルの使い方についてご説明しています。

※このページに出てくるIllustratorの用語については、Illustratorのマニュアルもしくはヘルプをご覧ください。

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※  記載されている会社名・商品名は一般に各社の商標または 登録商標です。
記載事項は改良のため予告なく変更することがありますので ご了承ください。

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